南国、宮崎県の春を代表するフルーツ「日向夏」。夏という名前がついているので、夏のフルーツのイメージがありますが旬は冬から初春。

「日向夏」は江戸時代に宮崎市の民家で偶然に発見され、原種も不明のミステリアスな柑橘フルーツです。現在では特有の香りや風味から柚子が突然変異したものと考えられています。

宮崎県は「日向夏」の栽培面積、生産量ともに約50%を占め全国第1位という一大生産地です。宮崎県では冬季が温暖で日照時間も長いという恵まれた気候条件気候を活かし、外で育てる露地栽培とハウスで育てる施設栽培を行っています。12月からハウス栽培が始まり、ハウス栽培の出荷が終わる3月から4月まで露地栽培の「日向夏」が出荷されています。

「日向夏」は柚子に似たさわやかな香り、果肉はグレープフルーツと柚子が合わさったような甘くさっぱりとした味です。皮と果肉の間の白皮にも甘みがあり、果肉と一緒に食べることで他の柑橘フルーツにはない独特の風味が味わえます。今では小夏、ニューサマーオレンジなどの別名も持ち各地で親しまれていますが、「日向夏」と呼べるのは宮崎県産だけです。

カクテルでは新鮮な宮崎県産「日向夏」をスクイザーで丁寧に搾って果汁をとり、プレミアムジンとあわせ、贅沢な“日向夏のフレッシュ・マティーニ” で提供しています。

フレッシュフルーツ・マティーニというのはフルーツにジンやウォッカをだけをあわせてつくるシンプルなカクテル。シンプルなだけにフルーツ自体の味の良しあしがストレートに味にでる、むしろ作るのが難しいカクテルです。

ベースになっているスピリッツの「ジン」は柑橘系のフルーツとは相性抜群で「日向夏」のさわやかな香りとさっぱりとした酸味をさらに引き立たせてくれます。一口飲んでみれば「日向夏」特有の甘酸っぱい味と、柚子のような香りが口いっぱいに広がり、身も心もリフレッシュするよういな味わいです。冬のフルーツマティーニでは一番人気のカクテル、「日向夏」の上品な香りで春の訪れを感じてみてください。

「日向夏」は皮と果肉の間の白皮も果肉と一緒に食べることができますが、この白皮にこそ他の柑橘フルーツでは容易に摂取できない貴重な栄養素が豊富に含まれています。「日向夏」の白皮には柑橘類特有のフラボノイドが高い濃度で含まれており、血流改善、抗アレルギー作用、抗がん作用など様々な健康効果があります。

また、白皮に含まれている食物繊維は腸内を活性化し便秘を改善、美肌に効果的です。しかも「日向夏」にはビタミンCが豊富なだけでなく、美容と健康に欠かせないカルシウム、カリウムなどのミネラルもたっぷり含まれています。


 

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